第1回インテリジェントホームロボティクス研究会
【重要なお知らせ】
12月7日(日)の研究会の会場が変更になりました。
(変更後の会場)
12月7日(日)10:00〜17:00
TKP神田ビジネスセンター ANNEX カンファレンスルーム4A
http://kanda-kc.net/annex/
12月6日(土)のIntelligent Home Robotics Challengeの会場は変更ありません。お間違えの無いように願います。
【概要】
日本ロボット学会インテリジェントホームロボティクス研究専門委員会は,実際の現場で利用できるロボットソリューションを目指し,大学・研究機関・企業・現場が一体となって,1)現場で動くホームロボットに要求されるサービスの在り方の検討,2)技術の体系化とソリューションのパッケージ化,3)フィールド評価実験の標準化,について議論する場を提供する,という趣旨で,今年度8月に発足しました.下記の予定で,第1回研究会を行うとともに,生活支援ロボットの性能を競うIntelligent Home Robotics Challengeを併催し,皆様と一緒にホームロボティクスの在り方や技術内容について議論できればと思います.第1回研究会では発表の公募は行わず,委員による発表と今後の方針に関する議論を行います.
初日にIntelligent Home Robotics Challengeを開催し,2日目に研究会を開催します.両日の参加,初日のみ,2日目のみの参加,どちらでも結構です.
【日程・会場】
■全日程:2014年12月6(土)~7日(日)
■日程: 2014年12月6日(土)
■場所: 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル12F
(JR線・京浜東北線「秋葉原駅」徒歩1分)
http://www.daibiru.co.jp/tokyo/akihabara/
■日程: 2014年12月7日(日)
■場所: 東京都千代田区内神田1-14-10 内神田ビル TKP神田ビジネスセンターANNEX カンファレンスルーム4A
(JR線・京浜東北線、中央線「神田駅」徒歩6分)
【プログラム】
2014年12月6日(土) <Intelligent Home Robotics Challenge>
9:00-12:00 準備(秋葉原ダイビル12F C会議室)
13:00-17:00 競技(同ビル 2F Studio ASIMO)
17:00-18:00 撤収作業
18:00-18:30 表彰式
19:00-21:00 懇親会(場所:かこいや 秋葉原駅前,会費:5000円)
※ 競技種目は,ロボカップ@ホームリーグで行われている,Follow MeとRestaurant課題です.
詳細はウェブサイト(http://intelligenthomerobotics.org )に掲載いたします.
※ 競技への出場申し込みは,準備の都合上,10月31日までに,( ihr_organizer@googlegroups.com )までご連絡ください.
2014年12月7日(日)<第1回インテリジェントホームロボティクス研究会>
※会場が秋葉原ダイビルより神田TKP神田ビジネスセンターANNEXに変更
10:00-10:15 委員長挨拶:岡田浩之(玉川大学)
10:15-11:30 委員の招待講演
10:00-10:15 委員長挨:拶岡田浩之(玉川大学)
10:15-10:30 岡田浩之(玉川大学),ジェフリー トゥ チュアン タン(東京大学) ,”ロボカップ@ホーム標準プラットフォームリーグの提案“
10:30-10:45 佐野睦夫,大井翔,池ヶ谷剛,宮脇健三郎,西口敏司,井上雄紀(大阪工業大学),”認知障害者のための生活密着型リハビリテーション支援ロボットの取組“
10:45-11:00 長井隆行(電気通信大学),”ヒューマンロボットインタラクションとホームロボティクス“
11:00-11:15 杉浦孔明,堀智織,是津耕司(NICT),”ホームロボットにおけるクラウド型音声対話システムの利活用“
11:15-11:30 中村友昭,小堀嵩博,西原成,長井隆行,金子正秀(電気通信大学),”CRFとSVMを用いた家庭用ロボットのための命令理解“
13:00-13:30 キーノート講演1:インテリジェントホームロボットへの期待,佐藤知正先生(東京大学)【資料】
概要: 日本は、災害大国であり、少子高齢の成熟国である。課題先進国として、これを克服すロボットが期待されている。本公演では、家庭でのロボット利用を議論する。家庭でのロボット利用の成功例は、ルンバである。本講演では、まず、1)ルンバの成功から何を学ぶかを議論する。圧倒的に優位な技術、ビジネスモデル、ユーザのことを考えたソリューションである。次に、2)家庭でロボット利用を展開する際の問題点を指摘し、それを解決することを指向して我々がとりくみつつつあるプロジェクトを紹介する。このプロジェクトでは、生活統合サービスの実現を念頭に、生活データベースを基盤として、ロボットのハードウエアとソフトウエアプラットフォームと、サービス業者と教育啓発を実現するシクミを実現する試みである。これらをふまえ、3)iHR研究専門委員会への期待をのべる。現場で動くホームロボットに要求されるサービスの在り方、その技術の体系化とソリューションのパッケージ化、フィールド評価実験の標準化を探るうえで、参考にしていただければ幸いである。
13:30-14:00 キーノート講演2:米国ロボット企業のロボットビジネスに対する考え方~ マーケティング重視型のアプローチについて ~,池田明広先生(セールス・オンデマンド株式会社)
概要: 米国のロボット企業であるアイロボットやロモティブは、いずれも技術者が創業した企業ですが、その製品開発プロセスは、マーケティング重視(バリュー優先)型のアプローチをとっています。なぜ彼らは技術重視(最新テクノロジー優先)型のアプローチを選択しなかったのか、どのようにして、今までになかった新しいカテゴリを作れたのかについて説明をします。本講演は、これからロボットビジネスに携わろうとしている方や学生の方に知っておいて頂きたいことをお伝えします。
14:00-15:05 委員の招待講演
14:00-14:15 中川友紀子,中川範晃((株)アールティ),”サービスロボットを身近に置くための考え方“
14:15-14:30 影広達彦,平松義崇,秋山靖浩,本間 健,上田泰士,中村亮介 ((株)日立製作所),”人間共生ロボット「EMIEW2」“
14:30-15:45 山川宏((株)ドワンゴ人工知能研究所),”汎用人工知能とホームロボティクス“
14:45-15:05 飯尾尊優,塩見昌裕,亀井剛次,Chandraprakash Sharma,萩田紀博 (ATR),”高齢者のための見守り支援技術の取り組み”
15:05-15:25 塩見昌裕,萩田紀博 (ATR),”環境センサを用いた保育支援技術の取り組み“
15:25-15:30 閉会
15:30-17:00 ロボカップ@ホームリーグジャパンオープン2015に関する議論
実行委員会委員長:田向権(九州工業大学)
実行委員会副委員長:大橋健(九州工業大学)
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主催: 日本ロボット学会インテリジェントホームロボティクス研究専門委員会
委員長:岡田浩之(玉川大学),副委員長:佐野睦夫(大阪工業大学)
幹事: 長井隆行(電気通信大学),杉浦孔明(NICT),中村友昭(電気通信大学)
後援: 九州工業大学(連携大学院インテリジェントカー・ロボティクスコース,社会ロボット具現化センター)
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