第4回インテリジェントホームロボティクス研究会
【日程・会場】
日程:2016年5月27日(金)
会場:インテックス大阪 サービスロボット開発技術展 展示会場内
【発表募集テーマ】
ホームロボット,生活支援ロボット,サービスロボット(介護・福祉・育児等),知能ロボティクス,クラウドロボティクス,ヒューマンロボットインタラクション,ロボット対話,環境理解,人追跡,SLAM,モバイルマニピュレーション,ジェスチャ認識,スマートホーム,その他ホームロボティクス関連技術
【プログラム】
10:00~11:20 委員長挨拶
10:00~10:20 委員長挨拶 (国際ロボット競技会について)
第一セッション 一般講演(10:20~11:40)
10:20~10:40 大井翔,佐野睦夫,池ヶ谷剛 (大阪工大):“一人称カメラを用いた調理動作認識について”
10:40~11:00 日永田智絵, 阿部香澄, 中村 友昭, 長井隆行 (電通大):“正直シグナルのロボットへの応用 ~ホームサービスロボットに正直シグナルは必要か?~”
11:00~11:20 西原 成,青木 達哉,中村 友昭,長井 隆行 (電通大):“オンラインマルチモーダル HDP に基づくロボットによる概念の長期学習”
11:20~11:40 杉浦孔明 (NICT):“クラウドロボティクスの基盤技術と実世界の意味を扱う対話への展望”
11:40~13:30 昼休み
第二セッション 招待講演:ロボカップジャパンオープンの技術(13:30~14:30 )
13:30~13:50 @homeオープンプラットフォーム第3位 電気通信大学
長井隆行, 中村友昭, 日永田智絵, 青木達哉, 小堀嵩博, 岩田健輔:“@ホームにおける電通大の技術”
概要:本講演では,ロボカップ@ホームのタスクやファイナルに対して,電通大で開発してきた技術を概観し,家庭用サービスロボットの実現という視点に対する達成度や課題について議論する.
13:50~14:10 @homeオープンプラットフォーム第2位 九州工業大学
堀三晟,石田裕太郎,奥村弘治,木山雄太,楠根穣,田中悠一朗,辻湧弥,土田崇弘,土谷諒,藤本武,山﨑裕太,佐藤寧,森江隆,田向権(九工大):“Hibikino-Musashi@Homeチームにおけるロボット開発”
概要:我々Hibikino-Musashi@Homeチームは,RoboCup Japan Open @Homeリーグへの参加,様々な研究成果を実証する研究用プラットフォームの開発,講義で活用できる実習用教材の開発といった3本柱でホームサービスロボット開発を行っている.特に,RoboCup Japan Openへの参加においては,ロボットの知的処理の高度化はもとより,安定したシステムの構築を目指し,Robot Operating System(ROS)の導入やARマーカによるロボットアームの正確な制御,Juliusによる音声認識,Deep Learningによる物体認識精度の向上,ROSへのFPGAの導入などに取り組んでいる.本発表では,ROS導入によるロボットの開発効率化と安定性向上について述べると共に,Hibikino-Musashi@Homeチームが研究開発してきたホームサービスロボット向け技術全般について解説する.
14:10~14:30 @homeオープンプラットフォーム第1位 大阪工業大学
鈴木基之,村上淳,鈴木杏奈,岸田拓也,小田嶋優也(大阪工大):“GPSR向け音声対話システムにおける対話管理”
概要:GPSRにおいては,多様なタスクを自由な表現で命令され,それに対して適切に意図を理解し対話を行う必要がある。本発表では,大阪工業大学のロボットがどのように対話を行っていたのか,対話管理の部分に重点を置いて概要を説明する。
14:30~14:40 休憩
キーノート講演(14:40~15:40)
14:40~15:40 キーノート講演 森山和道 様 (サイエンスライター):今回のロボット・ブームに期待すること
概要:ネットワークの発展やスマートフォンの普及を経て起きた今回のロボットブーム。前回のブームとは何が違うのか。本当に違いはあるのか。今回はどこまでいけそうで、何をするべきなのか。そしてブーム終焉後は…。注目するべきロボット技術、ベンチャーや内外の状況を概観して、ロボット研究者たちに期待することを考える。
15:40~15:50 休憩
第三セッション 若手ロボット企業家セッション(15:50~16:50)
15:50~16:10 仲田 佳弘 先生 (大阪大学):一体構造空電ハイブリッドアクチュエータの開発に関してご講演いただく予定です。
16:10~16:30 西村 祥吾 氏 (奈良先端科学技術大学院大学):“睡眠時の気道閉塞症状を軽減する頸部位置推定および頸部昇降機能付き枕デバイス”
概要:自らの睡眠状態を”知る”だけではなく、”改善”さらには”快眠”へと導くことを目指し、IoTと寝具が融合した、今までにないプロダクトを制作しました。このプロダクトに関する研究についてご紹介致します。
16:30~16:50 阿部 香澄 氏 (電気通信大学):“育児支援ロボットで創る開放的子育てスタイル”
概要:ロボットで実用的な育児支援ができる!?ビジネスプランコンテスト受賞や、数々のメディア取材を受けた育児支援ロボットChiCaRo(チカロ)。事業化を目指した経緯やぶつかった壁など、これまでの道のりを振り返るとともに、ChiCaRoプロジェクトが目指す子育て改革について紹介する。
16:50~17:00 閉会の挨拶
【問い合わせ先】
ihr_organizer@googlegroups.com
【参加申し込み】
DoorKeeper(https://intelligenthomerobot.doorkeeper.jp/events/44256)よりお申し込みください.
原稿を添付し、以下までお送り下さい.
提出先: ihr_organizer@googlegroups.com
メールタイトルを「第4回iHR研究会の原稿提出」として下さい.
■原稿締切: 2016年5月14日(日)
■参加費無料
【原稿執筆要綱】
発表申込に詳細は記載
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主催: 日本ロボット学会インテリジェントホームロボティクス研究専門委員会
共催:サービスロボット開発技術展,CREST「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」
委員長:岡田浩之(玉川大学),副委員長:佐野睦夫(大阪工業大学)
幹事: 長井隆行(電気通信大学),杉浦孔明(NICT),中村友昭(電気通信大学)
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